現在の状況に合う情報をご確認ください
障害年金を申請した後に不支給となった方と、すでに障害年金を受給していて更新時期を迎える方では、確認する手続きが異なります。
また、更新手続きの結果、障害等級が変更されたり、支給停止となったりする場合もあります。
「どの情報を見ればよいかわからない」という方は、まず現在の状況に近い項目をお選びください。
申請後に不支給となった方
障害年金を申請したものの、不支給決定通知書が届いた方は、まず不支給となった理由を確認します。
不支給後には、状況に応じて、
- 不支給理由を確認する
- 提出した書類を見直す
- 審査請求を検討する
- 再請求を検討する
- 症状が重くなった後の請求を考える
といった対応が考えられます。
審査請求などの不服申立てには期限があります。
不支給決定通知書が届いた日を記録し、通知書や提出書類の控えを保管しておきましょう。
更新時期が近づいている方
障害年金を受給している方の中には、指定された年に「障害状態確認届(診断書)」の提出が必要な方がいます。
一般に「障害年金の更新」と呼ばれる手続きです。
障害状態確認届が届いたら、
- 提出期限
- 医療機関へ診断書を依頼する時期
- 診断書に記載してもらう期間
- 現在の日常生活の状態
- 就労状況や職場で受けている配慮
- 前回の更新時から変化したこと
などを確認します。
障害状態確認届は、医師に診断書欄を記載してもらい、書類に記載された期限までに日本年金機構へ提出します。
提出が遅れたり、書類に不備があったりすると、年金の支払いが一時的に止まる場合があります。
更新後に等級が変わった方
更新時に提出した障害状態確認届などによって、現在の障害状態が確認されます。
確認の結果として、
- 同じ等級で支給が続く
- 上位の等級へ変更される
- 下位の等級へ変更される
- 支給停止となる
といった場合があります。
働き始めたことや一人暮らしを始めたことだけで、自動的に支給停止となるわけではありません。
傷病の状態、日常生活への影響、就労状況、家族などから受けている援助といった事情を含めて確認されます。
更新による等級変更や支給停止について疑問がある場合は、届いた通知書の内容を確認しましょう。
更新後に支給停止となった方
更新の結果、障害年金の支給が停止となった場合は、通知書に記載された内容を確認します。
支給停止となった後には、状況に応じて、
- 決定内容を確認する
- 不服申立てを検討する
- その後に状態が重くなった場合の手続きを確認する
といった対応が考えられます。
支給停止後に障害の状態が再び重くなり、障害年金を受けられる程度に該当した場合は、「受給権者支給停止事由消滅届」などによる手続きを検討できることがあります。
不支給と支給停止の違い
不支給
障害年金を申請したものの、受給要件を満たしていないなどの理由で、障害年金の受給権が認められなかった状態です。
支給停止
いったん障害年金の受給権が認められた後に、障害の程度が支給対象となる状態に該当しないなどの理由で、年金の支払いが止まっている状態です。
不支給と支給停止では、確認する通知書や検討する手続きが異なります。
どちらに該当するかわからない場合は、届いた通知書の名称や内容を確認してください。
書類は捨てずに保管しましょう
不支給や更新に関する相談をするときは、届いた書類や過去に提出した書類が重要になります。
次の書類がある場合は、まとめて保管しておきましょう。
不支給となった方
- 不支給決定通知書
- 年金請求書の控え
- 診断書の控え
- 病歴・就労状況等申立書の控え
- 受診状況等証明書の控え
- 追加で提出した資料
- 通知を受け取った日がわかるもの
更新時期を迎えた方
- 障害状態確認届
- 年金証書
- 前回の診断書の控え
- 次回の診断書提出時期に関するお知らせ
- 現在の治療や生活状況がわかる資料
支給停止となった方
- 支給停止に関する通知書
- 更新時に提出した診断書の控え
- 年金証書
- 現在の障害状態がわかる資料
- 通知を受け取った日がわかるもの
書類の控えがすべてそろっていなくても相談できますが、手元にあるものは処分せずに保管してください。
早めに確認したい場合
次のような場合は、そのままにせず早めに内容を確認しましょう。
- 不支給決定通知書が届いた
- 支給停止の通知が届いた
- 通知の内容に疑問がある
- 不服申立てを検討している
- 更新用の障害状態確認届が届かない
- 提出期限が近づいている
- 主治医へ診断書を依頼できない
- 医療機関の作成が期限に間に合わない
- 更新後に障害の状態が重くなった
- どの手続きを選べばよいかわからない
不服申立てには期限があります。
また、障害状態確認届の提出が遅れると、年金の支払いが一時的に止まることがあります。
迷っている間に期限が過ぎないよう、早めに年金事務所などへ確認しましょう。
よくある疑問
不支給と更新は同じ手続きですか
異なります。
不支給は、障害年金を申請した結果、受給権が認められなかった場合です。
更新は、すでに障害年金を受給している方について、現在も障害等級に該当する状態かを確認する手続きです。
更新すれば必ず同じ等級で継続されますか
必ず同じ等級で継続されるとは限りません。
現在の障害状態によって、継続、等級変更、支給停止などが判断されます。
働き始めたら更新で支給停止になりますか
働き始めたことだけで、自動的に支給停止となるわけではありません。
仕事内容、勤務時間、職場の配慮、勤務の安定性、日常生活への影響なども含めて確認されます。
不支給になったら再び申請できませんか
不支給後でも、審査請求や再請求を検討できる場合があります。
どの手続きが適しているかは、不支給理由や現在の状態によって異なります。
支給停止後に状態が重くなった場合はどうなりますか
障害の状態が再び重くなり、支給対象となる程度に該当した場合は、支給再開のための手続きを検討できることがあります。
不支給・更新について相談したい方へ
eNENKIN.netでは、障害年金の不支給後の対応や更新手続きについて相談できる社会保険労務士の情報を掲載しています。
社会保険労務士によって、
- 不支給後の相談
- 審査請求
- 再請求
- 更新手続き
- 等級変更
- 支給停止後の手続き
などへの対応範囲は異なります。
掲載情報で、主な対応内容、相談方法、対応地域、費用の目安などを確認し、ご自身やご家族の状況に合う相談先をお探しください。
相談するときは、届いた通知書や診断書の控えなど、手元にある書類を用意すると状況を伝えやすくなります。
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相談や手続きの支援を依頼する場合は、ご本人または相談者と、各社会保険労務士または所属事務所との直接契約となります。
eNENKIN.netが相談や手続きの契約当事者となるものではありません。
ご確認ください
不支給後の手続きと、障害年金の更新手続きは異なります。
不支給となった方は、不支給決定通知書と過去に提出した書類を確認してください。
更新時期を迎えた方は、日本年金機構から届いた障害状態確認届に記載された提出期限を確認してください。
更新後に支給停止となった方は、支給停止の通知書を確認し、決定内容への対応と、その後に状態が重くなった場合の手続きを分けて考える必要があります。
正式な手続きについては、年金事務所、街角の年金相談センター、または該当する手続きに対応する社会保険労務士へご相談ください。